医者

ほくろを除去する方法は

カウンセリング

ほくろの大きさによります

ほくろは、メラニン色素によってできる母斑(皮膚の奇形)のひとつです。メラニン色素を含む細胞(メラノサイト)が高密度で集まるため、周囲よりも黒く見えます。ほくろは、紫外線や外部刺激によって起こります。紫外線を吸収するためにメラノサイトがメラニン色素を作りますが、紫外線の量が多過ぎると皮膚に異変を生じてしまいます。メラニン色素が一か所に集まってしまって、ほくろが生じます。また、きつい靴などで刺激される時間が長いと皮膚に余計な圧力がかかり、細胞が傷つく結果、ほくろが生じることもあります。ほくろを防ぐには、これらの二つの要因を防ぐことが大切です。日焼け止めクリームなどの紫外線対策や、服装・仕事環境に気を付ける外部刺激対策が挙げられます。しかし、出来てしまったほくろの場合は、隠すか除去するしかありません。ほくろ除去は、美容外科で行うのが一般的です。以前はメスを使用する切除法が多数を占めていましたが、最近の医療技術の発展により、今ではレーザーによる除去が多く行なわれています。一般に、ほくろの直径が1cm以下の場合はレーザー、それよりも大きな場合は切除法を使うことが多いです。大きなほくろだと、レーザー治療だと除去した跡が目立ってしまいます。切除法だと傷跡が一本の縫合線で済み目立ちません。なお、切除法は保険適応で、レーザー治療は自由診療となっています。小さなほくろ除去には、レーザー治療が有効です。CO2レーザーが良く使われています。施術の流れとして、まずは担当医師によるカウンセリングがあります。患者さんの希望を聞いた上で医師が治療方針を決め、患者さんの希望に合った施術を確約して、患者さんの不安を取り除きます。その後、施術部位に麻酔クリームを塗布します。痛みをほとんど取り除くためです。それからレーザー照射の施術を行います。施術は10分程で終わります。施術後はすぐに帰宅できます。通院の必要もありません。レーザー治療は手間も時間もかからずに済むところが一つの長所です。施術中の痛みもほとんどありません。大きななほくろ除去には、切除法が有効です。皮膚ごと切って縫合する方法ですが、術後はレーザー治療よりも綺麗に仕上がります。手術時間は15分ほどかかります。施術の1週間後に抜糸を行いますが、その間は施術部位を濡らさないようにする必要があります。その後は特に普段の生活に支障はありません。施術跡は3ヶ月から半年くらいで、ほとんど気になりません。切除法は保険適応で、安心感のある方法です。少々手間がかかりますが、特に大きなほくろ除去には最善の方法です。ほくろには良性のものと悪性のものがあります。美容外科ではまず視診を行ってくれます。明らかに悪性であれば、皮膚科の紹介をしてくれます。視診で判定できない場合は、部位を切り取って検査に回して結果を待ちます。美容外科では良性と判定されたほくろだけを除去してくれます。出来てしまったほくろが良性なのか悪性なのか、素人目にはよく分かりません。良性だと放っておくこともできますが、悪性だと除去しなければなりません。判断に迷った時は気軽に美容外科に相談して、早く自分の悩みを解決することが大切です。